3.11、5周年記念災害対応訓練

<追加>災害ボランティアへの呼びかけ用チラシがPDFでできました。 バーチャル災害訓練 バーチャル参加ご希望の方は、お問い合わせ欄から、必要事項をご記入の上、送信ください。実施後、参加人数をお知らせください。

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バーチャル協働型災害対応訓練実施へ

今度の3月11日に向けて、市民キャビネットスマートICT部会が、地域SNS研究会とコラボして各地域をつないだ、東南海地震(南海トラフ)を想定した災害対応訓練を呼びかけている。部会では大宮・日進の事務所に班長クラスを終結させ、東南海地震を想定し、地域SNSの拠点を繋いで物資を集め、それに係る情報共有を行う。埼玉は、東日本大震災の時に実際行ったように①支援物資を集めて仕分けして現地に配送する。②要請のあった箇所に救助犬を配置。③市民防災ヘリによる支援。④上記の①②③にICSを基本とする、係るロジステッィク、費用の算段、後方支援と情報収集を行う計画だ。現在、10以上の地域SNSが参加の予定だと聞く。

私たち、災害支援部会の災害ボランティアネットワークとしても各市町村の災害ボランティア、県登録の災害ボランティアやSL(セーフティ・リーダー)などにも声をかけたいと思う。時間が限られているので社協や災害VC(ボランティア・センター)立ち上げなどは無理だとしても、埼玉県全体が連携してのバーチャル「協働型災害対応訓練」になれば面白い。ぜひ、皆さんのご協力もお願いしたい。tounankai

【訓練想定】東南海(南海トラフ)大地震
3月11日午前5時15分、紀伊半島南東沖を震源として巨大地震が発生。
※2011年12月に発表された中央防災会議の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」の中間とりまとめでは、南海トラフ沿いで起きると想定される巨大地震の最大規模として、震源域が従来のほぼ2倍に拡大され、暫定値としてMw9.0が示された。今回はこれをモデルに被害想定を行う。各地の震度は上画面の通り。

想定される被害人数は約30万人。政府は愛知県、大阪府、香川県に緊急災害現地対策本部を設置。警察・消防・自衛隊およそ7万人(2日間延べ)の緊急救援を派遣することを決定。12万人規模の応援部隊による災害支援を実施予定。

【訓練シナリオ】
①災害支援部会では各部隊に緊急連絡と招集を呼びかけるとともに、全国の救助犬団体に出動準備命令を発動。ヘリコプター部隊にも召集と準備を指示。待機命令を出す。情報収集で被害状況を把握、救援実行計画を策定する。

②非常呼集で集まったメンバーで災害対策本部を設置。ユニファイド・コマンド(統合指揮所)の人員を配置する。コマンダー、渉外官は県庁との連絡、その他関係機関との調整で偵察飛行と救助犬派遣要請を待つ。要請や指示により「出動命令」を連絡。それぞれが現地から出発する。
同時にそれら実行部隊編成を計画(計画情報部)。財務/総務部隊に保険、費用など労務から会計といった、実行部隊への連携を指示。また、補充人員の募集、支援物資、募金計画などを後方支援部隊に指示、SNS、通信などの連絡体制を整備して各地域の支部、部隊に出動要請があるまで待機の準備指令を出す。地域SNS拠点へも同様の要請や指示を出す。

③財務/総務部隊と後方支援部隊は連携して、人・物・金(災害ボランティアの実行部隊養成・編成・支援物資の募集と集積、配布・独自募金計画、日赤や募金会などからの助成などの)計画を策定する。

ひとまずこんなイメージでしょうか。以下の資料も見ながら、各地域でできること、しなければならない活動などを考えましょう。

南海トラフの被害想定などの資料

 

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