第4回協働型災害訓練

4th 今年もNPOや行政との連携した災害対応訓練が開催されます。22年目になる1月17日の阪神・淡路大震災の日は、静かに終わりました。また、3.11も近づいてきます。「災害は忘れた頃にやってくる」といわれながら、忘却の方が早いのかもしれません。そうした中で、この「協働型災害訓練」が国や行政の助成金もなく、自主事業として継続してきたことには改めて敬意を表したいと思います。同時に、課題もそろそろ解決する努力が迫ってもいるのではないでしょうか。今度の首都圏直下型地震は、想像を絶する被害が想定できます。身を引き締めて「常に備えよ!」と肝に銘じたいと思います。

だんだん参加団体の人数も高齢化も含めて下がっている気もしますが、こうした連携・協働での成果が熊本大震災での支援活動に生かされたり、ICS普及にも役立っている面も出てきています。今後はいかに早くNPOや市民団体、身近な行政などにICSを普及させること。若手育成でこの活動の持続性を作りあげられるかに勝負がかかってくるのだと思います。皆さまのご協力を引き続きお願いしたいと思います。

今回も、市民キャビネット災害支援部会での私の担当は、以前と同じく受付(チェックイン)と後方支援部隊の災害ボランティア養成と管理に関する部署となります。今回は法人としてのNPOの高齢化に伴い、最近、防災・災害対応活動の中心となっている公益社団法人SL災害ボランティアネットワークの埼玉県内でのメンバーとしてグループで参加予定です。

災害支援部会としてもICS学習会や推進委員会といった活動をしてきましたが、このサイト前のものがかなり内容的には充実してきてリンクも多くなり、翻訳も進んでいたところですが、クラウド方式のwordpressで作った欠点で、サイトを新しくする際、バックアップを忘れてすべてローカルには残らず紛失しまったという失敗をしてしまいました。

そこで、今回は急きょ、学習用のテキストを勝手に「ICS推進委員会」といったネーミングで提供しています。まだよく分からない方には全体像のようなものが理解できると思いますので、ご参考までに下記にPDF形式で掲載しておきます。参考になれば幸いです。

Microsoft Word – Incident Command System

とりあえず、今度の2月3日・4日は杉戸町で開催されるイベントにご参加ください。(山)

カテゴリー: 協働型災害訓練 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA