来月の3月11日は、東日本大震災から5周年に当たる。この5年間災害ボランティアの活動が大きかった。元々市民活動やNPO法人の役員、まちづくりとボランティア活動に大きくかかわってきたこともあり、大震災が及ぼした影響としては当然だったかもしれない。
とはいいつつ、こうした救援、支援活動はアドホックなもので用が済めば元の活動に戻るのが原則であったともいえる。実際、戸田市NPO協働センターという東日本大震災支援のネットワークはその年に一定の成果をまとめる形で市民100名ほどを集めた報告会のあと解散した。集まったNPO法人や市民活動団体は平時に戻るものもあり、私のところのいくつかはワゴン車を2台寄贈したりで体力がなくなり、メンバーの高齢化や死もあって閉鎖したところと代替わりする法人も出ている。